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PPRESS INTERVIEW

好きになったら止まらない。

kemio

1995 年生まれ。SNS 総フォロワーは約600万人を超える。高校時代に動画アプリ・Vineで発信した投稿で注目を集め、現在はニューヨークと日本を拠点にクリエイター、モデル、俳優など多岐の分野で活躍。

kemioさんの「好き」に向かうエネルギーはいつから芽生えはじめましたか?

kemio正直、いつからかは覚えてないんです。好きになったら抑えられなくなっちゃうんですよ。みんな「好き」を語るときって、何か具体的な理由がなきゃいけないって思ってる。でも、うちはもう、音楽でも映画でも夢でも何でも、好きってなったらミーハーかもしれないけどとりあえず口に出す!そこに行きたい、やりたいっていう気持ちが先に来ちゃうんです。昔から、好きなものができたら「もっと好きになるためにはどうすればいいか?」って逆算で考えてました。

kemioディズニーランドに週3回行きたいから近くでバイトするとか、オーディションに落ち続けて「どうしたら芸能人になれるんだろう」って悩む前にSNSを始めちゃうとか。全部そうやって、「好き」から逆算して進んできた感じです。

幼少期は何が好きだったんですか?

kemioとにかく目立つことが好きだったかな。ダンスをやりたかったけどやらせてもらえなくて。「とにかく有名になりたい」っていうのが一番最初に頭に浮かんできた夢。多分7歳ぐらい。

kemio幼稚園の学芸会では常に主役をやりたくて、白雪姫もやりたかったけど男の子だからできない。でも他の役でも主役を勝ち取ろう!って感じで。母も歌が大好きでオーディションに通ってた人だったらしいので、そういうのは血筋なのかもしれないですね。

その一方で、家のルールは厳しかったと著書に書かれていましたね。

kemioもうね、全部ぶっ壊していくしかなかったです(笑)。成人するまでお泊まり禁止。友達の家に行くのも禁止。携帯も買ってもらえない。東京に行くのも駄目。人に何かお願いするのは極力避けて「自分でどうにかしなさい」っていう家だったんです。だったら好きなことをやるためには自分でなんとかしてやる!って。髪を染めたいとか、そんなことで反発してたんじゃなくて「やりたいことやらせてよ!」って感じで、自分の好奇心を止められないって感じでぶつかってたんです。好きなものがありすぎて、それに向かうのに規則が邪魔だったってだけ。

kemio携帯がダメでもPSP(携帯ゲーム機)から近所のフリー Wi-Fiを拾って前略プロフとかmixiをやったり、バス代をもらっても常に徒歩で学校に通ってオーディション雑誌を買うために使ったり。悪いことをしたいんじゃなくて、好きを形にするためだったら何でも工夫しちゃうってマインドでした。

20歳でアメリカに渡られたのも、そのマインドがあったからこその決断だったのでしょうか?

kemio貯金もほぼゼロでスーツケースを2つだけ持って渡米したんですけど、勢いで行っちゃったって感じです。ルームシェアで揉めたり外国人だからって保証金が必要だったりと大変なこともありましたけど、自分の本当の人生が始まったっていう感覚で、楽しみの方が何倍も大きかった!家事も何もかも全部一人でやらなきゃいけない。めんどいことが溢れまくってるけど、それが生きてるって感じで嬉しかった。やっと自立できるんだって。それは多分、自分のことは自分でやるっていう、祖母のDNAが染みついてるからだと思います。

kemioさんがこれからチャレンジしたいことは?

kemio10代の頃から自分の好きを発信して、友達との日常をリアリティーショーみたいに見せて、それに共感してくれる人たちと繋がってきました。エンターテイメントが好きっていう気持ちは変わらない。だけど、表現の方法は少しずつ変えていきたいかな。

kemioたとえばかずこさんにもYouTubeに出てもらったりするようになって、いろんな人が僕だけじゃなくて祖母の生き方にも共感してくれて、「元気をもらった」って言ってくれるようになって。そういう繋がりがいまはめっちゃ大事だし感謝しています。かずこさんってSNSがない時代の人で、友達もいない中で一人で子育てしてきたから、自分がやってきたことがすごいとも思ってないんです。むしろ情けないって言葉にすることの方が多い。でも、そんなこと全くないじゃないですか。めちゃくちゃ尊敬してるし、すごいんだよってもっとみんなに伝えたくって。

kemio自分の私生活を発信するだけじゃなくて、常に新しい形で誰かを応援したりハッピーにできるものがあるんじゃないかなって考えています。今もそれを探ってる最中です。

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